採卵までの道のり①【アンタゴニスト法】
今回はART【生殖補助医療】前の検査と採卵前のスケジュールについてまとめてみました。
【ART】とは、体外受精や顕微授精などの卵子と精子、受精卵(胚)を体外で取り扱う治療。精子や卵子の凍結なども含まれます。
【採卵】とは、排卵の直前に経腟的に卵巣から卵子を体外に取り出す方法。
まず、検査でわかったこと……
AMH0.2(O_O)
あまりのショックで帰宅後に泣き崩れました。これには夫も驚いたようでした。もっと早くに体外受精へステップアップすれば良かったと二人であたふたしました。
初回の検査から約8ヶ月後、AMHが0.84から0.2まで減るとはね…
もう私の卵子は残り少ないと思うと本当にショックでした。
泣いてばかりだけど、気持ちは前向きに!まずは採卵で卵子をゲットしなきゃね!
採卵に向けてのスケジュールですが、私は【アンタゴニスト法】となりました。
【アンタゴニスト法】とは、アンタゴニスト注射で自然排卵を抑制して、排卵誘発剤注射で卵巣を刺激して複数個の卵胞を発育させます。
1日目
通院
【エコー・血液検査】
自宅で自己注射
【HMG注テイゾー150(排卵誘発剤)300単位】
2日目
自宅で自己注射
【HMG注テイゾー150(排卵誘発剤)300単位】
3日目
自宅で自己注射
【HMG注テイゾー150(排卵誘発剤)300単位】
※注射のセットを間違える。
4日目
自宅で自己注射
【HMG注テイゾー150(排卵誘発剤)300単位】
※前日に注射のセットを間違えたので明日の注射がない。クリニックへ電話。
5日目
クリニックで自己注射
【HMG注テイゾー150(排卵誘発剤)300単位】
※注射の在庫がなくなったのでクリニックへ。自宅での自己注射に自信喪失してクリニックで看護師に見守られながら注射。看護師めっちゃ機嫌悪かった。怖っ!
6日目
通院
【エコー、血液検査、ガニレスト (アンタゴニスト注射)】
クリニックで自己注射
【HMG注テイゾー150(排卵誘発剤)375単位】
※この日も看護師に見守られて注射。もう嫌や。あれ?お腹パンパンで鼻水止まらへん。
7日目
通院
【エコー、血液検査、ガニレスト (アンタゴニスト注射)、リュープロレリン(排卵をコントロールする注射)】
クリニックで自己注射
【HMG注テイゾー150(排卵誘発剤)375単位】
自宅で自己注射
【HCGモチダ筋注用 (排卵促進)5000単位】注射後40時間で排卵すると言われています
※HCGモチダ筋注用 (排卵促進)は時間指定ありの注射だったので緊張しながら自己注射。今日も鼻水出まくり。体調変やで。
8日目 特になし
※注射なくてホっ(´∀`*)
今振り返ると、不妊治療をしていたこの時期が精神的にも身体的にも一番辛かったです。初めての自己注射に毎日緊張して、失敗したときはクリニックへ注射を買いに行かなきゃいけない負担とまた失敗するのではないかというプレッシャーで不安に襲われていました。
自己注射はクリニックで手順を教えてくれますが、私には難しかったです。でも自己注射の時は夫と一緒に確認をしながら行っていました。(それでも間違ったけどね)一人で確認するよりも二人で確認をする方が心が安心して、少し夫婦で強くなった気がします。夫は嫌な顔せずに協力的で「一緒に不妊治療してるんやな~」っと感じながら注射をしていました。
注射ですが、クリニックでする時と自宅でする時と値段が変わるみたいです。
クリニックでする注射のほうが安いようですね。
私が通っていたクリニックは自宅での注射を推奨しており、95%は自宅で行っているとのことでした。
あと、注射の数も多いですよね。これが原因なのか体調がすこぶる悪かったです。周囲からも「風邪引いたん?」って聞かれるくらい鼻声&鼻水が止まりませんでした。
次はいよいよ採卵です!!!